背中ニキビの治し方

背中ニキビを治す方法

背中ニキビと粉瘤

   

背中にポコっと形成されたできものは背中ニキビではなく、粉瘤(ふんりゅう)かもしれません。

粉瘤は「粉瘤腫」や「アテローマ」、「アテローム」と呼ばれており、数mmから20cm程度の小さなおできや大きな吹き出物のようなものです。

粉瘤は皮膚の良性腫瘍の一つで、皮膚から剥がれ落ちる老廃物が内部に溜まったことで引き起こされます。

肌を不潔な状態で保つことで粉瘤は形成されやすく、背中ニキビと原因が似ているので間違えやすいのではないでしょうか。

ポコっと肌にしこりが形成されても痛みや出血はありませんが、炎症を引き起こすと赤く腫れ上がって痛みが生じることもあり、適切な治療が必要となります。

皮膚の剥がれ落ちた角質が蓄積されているので、粉瘤から膿のような中身が出ると非常に臭いのが大きな特徴です。

そこで、背中ニキビと粉瘤にどのような違いがあるのか把握するために、以下を参照してみてください。

 

<粉瘤の特徴>
・しこりになっていて患部は固い
・しこりの中央に黒い点があるので判別しやすい
・巨大化してガンになることもある
・一定の場所に袋が形成されて老廃物が溜まるので移動しない
・炎症を起こすと痛みが生じる
・放置しても完治しない
・垢を主とする老廃物の塊なので臭い

<背中ニキビの特徴>
・アクネ菌や皮脂の分泌によって引き起こされる
・白ニキビ⇒黒ニキビ⇒赤ニキビと症状が進んでいく
・毎日のスキンケアで自然と治ることがある
・個々のニキビは「できる」⇒「治る」という経過を辿る
・膿が肌に形成されてもニオイを放つことは少ない
・食生活や睡眠不足など生活習慣の見直しで治る

 

もし仮に粉瘤が肌に形成されたとしても、良性の腫瘍なので小さくて炎症が引き起こされていなければ特に問題はありません。

それでも、炎症を起こして徐々に大きくなるケースは意外と多いですし、感染を起こして腫れ上がってから皮膚科を訪れて治療を始める方もいらっしゃいます。

背中ニキビや粉瘤に限らず、どんな病気でも早期発見・早期治療が望ましいので、袋ごと切除する局部麻酔での手術を皮膚科で受けるのは選択肢の一つです。

手術と言っても袋を取り出すだけならば30分程度で済みますし、中の袋を摘出しない限り粉瘤は完治しないので、どのような処置を施せば良いのか専門医に伺ってみるのが良いのではないでしょうか。

粉瘤が小さなうちに取り除いておけば、傷も痛みも小さくて済みますし、ダウンタイムはないので術後も日常生活に支障を来たすことはないはずです。

中には、患部を強く押して中の膿を搾り出すような処置をしている方がいらっしゃいますが、背中ニキビを潰すのとは訳が異なり、自己処理によって細菌感染を引き起こすかもしれないので十分に注意してください。

 - 背中ニキビと関係のある症状