背中ニキビと水虫
水虫と聞くと多くの方は足の裏や指の間に引き起こされるというイメージを抱くかもしれません。
確かに、足は水虫が引き起こされやすい場所の一つで、カサカサと乾燥して皮が破けたり、アトピーのようにジュクジュクと膿が出たり個人によって引き起こされる症状には違いがあります。
しかし、水虫は足だけではなく、背中や手、頭や股など色々な箇所に感染して寄生しやすく、背中ニキビと間違えるケースもあるのです。
背中やお尻といった部位に引き起こされる水虫を体部白癬やゼニタムシと呼び、患部に赤い皮疹が形成されて次第に広がっていくという特徴があります。
数ヶ所にポツポツと吹き出物が形成されていれば背中ニキビですが、10円玉程度の大きさに広がれば水虫が原因の肌トラブルの可能性の方が高いのです。
「背中ニキビの治療をするために皮膚科を受診したのにも関わらず、水虫の薬を貰って不安になった」という方はいらっしゃるのではないでしょうか。
実際に、2chのまとめサイトでは背中ニキビの治療の際に、水虫の飲み薬のイトリゾールを処方されたと記載されておりました。
これは恐らく、肌に形成されていたのが背中ニキビではなく、水虫による感染だったからです。
このケースでは医師が患者さんにしっかりと説明しないのはあり得ないものの、素人では背中ニキビなのか水虫なのか判断できない場合もあります。
もし、背中ニキビが肌に引き起こされているのならば、当サイトでご紹介している保湿ジェルのジュエルレインがおすすめです。
しっとりと肌が潤った状態を継続でき、メラニンを抑制できるような美容成分も含まれているので、是非一度ジュエルレインを使ってみてください。
さて、背中に水虫ができ、肌がジュクジュクとしたり皮が剥がれてきたりという症状で悩まされているのならば、早めに皮膚科を受診して治療を受けた方が良いかもしれません。
足は限られた部位にしか症状が出ないのですが、背中は広範囲ですし手が行き届きにくい部分でもあるため、セルフケアでは改善が難しいのです。
現在では痒みに効く「トリステア EX7クリーム」、水虫菌を殺菌する「ブテナロック Vαクリーム」、白癬菌の殺菌に優れた「ノーバルMC水虫液」、爽やかな冷却感の「ブテナロックVαエアー」といった市販薬が販売されております。
しかし、素人ではどの市販薬が自分の症状に効き目があるのか判断できないはずなので、自己流の治療を行うのではなく、皮膚科で診察を受けて自分の肌質に合った塗り薬や飲み薬を処方してもらうのがベストです。
外用薬には正しい塗り方がありますし、少なからず副作用のリスクもあるため、専門医や薬剤師の指示に従うようにしてください。